5月17日、18日に「釧路の家」のオープンハウスを行わせていただきました。
施工をしていただいた大栄建設さんが北海道新聞に広告を出してくださって、それをみたたくさんの方、ご近所の方々にもみていただきました。
様々なご感想をいただきましたので今後の参考にしたいと思います。お越しくださった皆様、ありがとうございました。
外廊下に囲まれたシンプルな一室空間はなかなかのご好評を得ました。
ラワン合板に白いステインを塗装しただけののラフな仕上げやシンプルな照明器具にしずかに驚く方がいらっしゃったり、そういったラフさも良いとのご感想も多数。
外観について「もっと人通りのある目立つところにあればいいのに」とか、「これは私の理想の家です」(!!)とお声をいただいたりしたことも、とても嬉しいことでした。
そのほか、私たちの設計の考え方についてお忙しいなか耳を傾けていただき、じっくりとご覧いただいた方々、皆様に感謝いたします。
皆様の興味を集めた今回のコンクリート蓄熱式暖房は、「釧路の家」のオープンにつながった空間はぴったりです。全ての住宅にこの方式が合うわけではありませんが、室内に大きな暖房器具が出てこないので家具などの配置が自由であること、家全体が温度差が少なく快適な温度を保てることが大きな特徴です。ランニングコストについても安価な深夜電力を使うことで大幅なコストダウンを目指しています。
高性能な外断熱方式を採用していることについては、オープンハウスで実際にご覧いただいてもわかりにくいのですが、床下点検口をあけて実際に蓄熱コンクリートの温度を確かめていただいたりもしました。もわっと暖められたコンクリートを体感していただくことによって、断熱性能の高さや蓄熱式暖房の快適性を少し感じていただけたのではと思います。
10−11月頃、寒くなったころにまたうかがって、各部の温度を測って快適性を検証したいと考えています。それもとても楽しみです。
自分で撮ったものと、写真家による写真を少しアップします。
注文家具が揃い次第、正式な竣工写真を夏過ぎに撮影する予定です。写真ができましたらWEBサイトに掲載いたしますのでぜひご覧ください。