【読書】日米の野球文化の違いがおもしろい

『アメリカの少年野球こんなに日本と違ってた』(小国綾子著、2013)を読みました。アメリカと日本の少年野球の環境の違いが描かれています。
少年野球でも毎年セレクションがあります。驚きました。日本ではだいたい高校野球のスポーツ推薦あたりからですよ。ですから、みんながずっと一緒のチームにいるなんてことはほとんどないそうです。子供の頃から競争社会です。だからといって居心地が悪いというわけではなくて、競争しやすいようなシステムができているところがポイントです。上を目指したければ果てしなく上があり、のんびりと野球を楽しみたければそういう緩いチームに入ればイイ。じつにシンプルです。チャレンジャーにはフェアに門戸が開かれていて、例え上手くいかなくてもチャレンジ精神を尊重する。そういう仕組みが社会全体でできているようです。セレクションの結果、プレイヤーは自分のレベルにあったチームに入団することになります。学年が違うチームに入ることもあります。場所が用意されていればプレイヤーのマインドは安定しますね。でなければ、たんなる弱肉強食の社会になってしまいますから。野球に限らずスポーツ全般でこうなっているんだろうと思います。

まあ、まったく馴染みがないので実際のところはわかりませんが、少なくとも出る杭が打たれたり、足の引っ張り合いになったりが起こりにくそうなので、良さそうです。大学のサークル活動のような軽さがあっていいですね。コミュニティ形成の仕組みが面白いと思いました
ryukozi
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